二度と戻らないあの日

「あれ?悟志もう来てたの?」
悟志「うん、今日早帰りだったから、」
「そーなんだ、で、今日はどうしたの?」
悟志「俺もう、中3になったから志望校決めなきゃなんだけど、どこがいいと思う?」
「はぁ?そんなの知らないよ。好きな人と同じにすれば、」
悟志「好きな人いないし、将来とかどーでもいいし」
「私の高校来る?」
悟志「えっ行っていいの!」
「別にいいけど、他人のフリしてね、あんた無駄にカッコイイから私がいじめられる。」
悟志「無駄にって言うなよ!」
「あぁ〜はいはい。」

ガチャ

母「悟志君来るなら言ってくれればよかったのに!」
「別に今日決まったことだし、後悟志私と同じ高校行くらしいよー」
母「えっ悟志君ならもっと上の高校行けるよ!?いいの!?」
「私をバカ扱いしないでくれる?てか、いつ帰るの?」
母「勉強教えてあげればいいじゃない」
「やだよ、めんどくさい。」
母「今日プリン買ってきたのになぁー」
「わかったよ!!早く悟志部屋来て」
母「ご飯出来たら呼ぶわ」

悟志「えっこれ解けないでしょ?」
「だって私と同じ高校なんでしょ?これ、過去の入試問題だよ?」
悟志「いや、習ってないし。」

コンコン

「あっ恵だ」
恵「何してるの?」
「従兄弟に勉強教えてるの、あっ恵教えてくれない?」
恵「は?なんでだよ!」
悟志「誰?」
「あぁーなんだかんだ2人はあったことないのか、幼馴染の西村 恵、こっちは従兄弟の森 悟志。」
恵「へぇ〜ゆめのの従兄弟なのか!まぁ俺ゲーム借りに来ただけだから!じゃあな。」
「ばいばい〜」

悟志「いつもこうやって会ってんの?」
「そんなそっちゅうじゃないけどね‪wもう慣れたし、ほら早く勉強やって。」


1時間後

「てか私いらないじゃん、」
悟志「俺が勉強できすぎるんだよなぁ」
「はぁ?あんたこの問題後1時間で解いてね」
悟志「まじで手加減なすぎる!もっと大人になった方がいいぞ、」
「余計なお世話だわ!」

1時間後

母「ご飯できたわよー」
「今行くー、てかあんたご飯食べたら帰ってね、明日学校でしょ?」
悟志「帰るに決まってるだろ。」


「いただきまーす」

「ごちそうさまでした。」

母「悟志君送ってくるから、お父さん帰ってくるかもだからよろしくね」
「はーい」

なんか今日悟志来たから疲れた。

ガチャ

「あっおかえり」
父「ただいま、あれ?お母さんは?」
「悟志送りに行った〜すぐ帰ってくると思うから、先風呂入りなよ」
父「そーする、」

ガチャ
母「ただいまー」
「さっきお父さん帰ってきたよ。今風呂」
母「わかったわ、ゆめの次入りなさい」
「わかった」


ちゃぷん

「なんか疲れたな。風呂ってなんで癒されるんだろ。明日、山村遊助来るのか、楽しみだな。」


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