君にまつわるエトセトラ【完】



「じゃ、行くぞー?」



健永はゲストに背を向けて、ブロッコリーを投げた。


そのブロッコリーは、一磨の頭上を通り越し、一磨の真後ろに立っていた人がジャンプをしてブロッコリーをキャッチした。



「おー、カツラギかよ!」



その人は健永の知り合いだったようで、″カツラギ″と呼ばれた人物はキャッチしたブロッコリーを振って健永の声に応えた。



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