君にまつわるエトセトラ【完】



「多美、そう言うのやめろよ」


「そうだよ、冗談よしてよ」



一磨もその多美の言葉にムスッとし、私は手を横に振った。


一磨はいい人だとは思う。


何より、一緒にいて飽きないし、面白い。


でもそれは友達として。


今更、一磨を結婚相手になんか見れないよーー。


私たちはその後も近況報告や色々な話をしながら結婚式場へと急いだ。



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