君にまつわるエトセトラ【完】
テレビの中では、最近よく見る人気の若手芸人が体を張った企画に挑戦していた。
そんな姿に少し笑いながら、ピザをお皿の上に乗せ黙々と食べ始めた。
ポツンと1人、リビングで食事をしている自分がなんだか虚しくなってきた。
早く葛城くん戻ってきてくれないかな……。
今までだって一人暮らししていたし、一人でいることなんて全然平気だったのに。
柄にもないことを思ってしまった。
そんな時、私のスマホが鳴った。