続・隣人はクールな同期でした。
「昨日、副編集長とセツナさんが電話していて
ちょっと聞こえたんです!」
”昨日の電話の内容”
それを聞いてすぐにピンときた。
同じ部署だから
当たり前なのかもしれないけど…
たぶんアタシが交番から掛けた電話を
(実際は泉海さんのスマホだけど)
このコにも聞かれたって意味なんだと思う。
あの時のジン
焦って声も張っていたからね。
自分のデスクで話していたなら
当然、他の社員にも聞こえていたはず。
「ちょっと転んじゃってね。
でもそれだけで
全然たいした事ないから大丈夫だよ」
変に心配させるワケにはいかず
そう言って笑って見せたのに。
「それだけのはずがないですよね」
引き下がろうとしない。
それどころか。
「電話のあと
いきなり副編集長は出て行っちゃうし
『また戻る』って言いながら
結局帰っても来なかったですし
おかしいじゃないですか」
風見くんから話を聞き
まさかジンが会社に戻ろうとしていたなんてと
今初めて知ったくらいだ。
本人は何も言ってなかったのに。
ってかその頃は確かアタシ達はベッドで・・・
あー…
原因はそれか。
ちょっと聞こえたんです!」
”昨日の電話の内容”
それを聞いてすぐにピンときた。
同じ部署だから
当たり前なのかもしれないけど…
たぶんアタシが交番から掛けた電話を
(実際は泉海さんのスマホだけど)
このコにも聞かれたって意味なんだと思う。
あの時のジン
焦って声も張っていたからね。
自分のデスクで話していたなら
当然、他の社員にも聞こえていたはず。
「ちょっと転んじゃってね。
でもそれだけで
全然たいした事ないから大丈夫だよ」
変に心配させるワケにはいかず
そう言って笑って見せたのに。
「それだけのはずがないですよね」
引き下がろうとしない。
それどころか。
「電話のあと
いきなり副編集長は出て行っちゃうし
『また戻る』って言いながら
結局帰っても来なかったですし
おかしいじゃないですか」
風見くんから話を聞き
まさかジンが会社に戻ろうとしていたなんてと
今初めて知ったくらいだ。
本人は何も言ってなかったのに。
ってかその頃は確かアタシ達はベッドで・・・
あー…
原因はそれか。