続・隣人はクールな同期でした。
ジンが理性に負けて会社より優先させるなんて
信じ難い話だけど。
「アタシの具合が悪くなっちゃって
それで病院に付き添ってもらったから
会社に戻って来れなかったんだと思うよ」
半分本当の事なのに
それ以上のインパクトが強すぎて
言いながら複雑な心境。
『エッチしていました』って
馬鹿正直に公表なんて出来ない。
それもこのコにそんなのがバレたら
恐ろしい結末しか見えない。
「まさか”お楽しみだった。”なんて事
ないと思いますけど」
『まさかねぇ』なんて
協調させつつ明らかな疑いの眼差しを向けるこのコに
表情が強張って仕方ない。
鋭いというより
バレているよね、確実に。
「な、何もないからッ
からかうのはやめなさいッ」
資料をまとめる手を休めず
『落ち着けー』って言い聞かせながら
否定するのに必死。
そんなだから
むしろ肯定しているように思えてしまい。
「ふーん…。
なるほどねぇ」
何も言ってないのに
妙な納得までされてしまう。
風見くん
もしかしてアタシの心を読んでいるんじゃ…
え、そんな能力の持ち主だったっけ。
信じ難い話だけど。
「アタシの具合が悪くなっちゃって
それで病院に付き添ってもらったから
会社に戻って来れなかったんだと思うよ」
半分本当の事なのに
それ以上のインパクトが強すぎて
言いながら複雑な心境。
『エッチしていました』って
馬鹿正直に公表なんて出来ない。
それもこのコにそんなのがバレたら
恐ろしい結末しか見えない。
「まさか”お楽しみだった。”なんて事
ないと思いますけど」
『まさかねぇ』なんて
協調させつつ明らかな疑いの眼差しを向けるこのコに
表情が強張って仕方ない。
鋭いというより
バレているよね、確実に。
「な、何もないからッ
からかうのはやめなさいッ」
資料をまとめる手を休めず
『落ち着けー』って言い聞かせながら
否定するのに必死。
そんなだから
むしろ肯定しているように思えてしまい。
「ふーん…。
なるほどねぇ」
何も言ってないのに
妙な納得までされてしまう。
風見くん
もしかしてアタシの心を読んでいるんじゃ…
え、そんな能力の持ち主だったっけ。