続・隣人はクールな同期でした。
だけどそんな事を考えて注意が散漫していたから
廊下の角を曲がる寸前で
正面から歩いて来た人物に気が付かず…
「わッ」
「あッ」
正面衝突、一歩手前。
幸い、大事には至らなくて済んだが
驚いた拍子に持っていた資料は落としてしまい散乱。
かろうじてパソコンは落とさず死守したから
始末書は免れた。
「ごめんなさい!
大丈夫ですか!?」
ぶつかりそうになった相手が
慌てた様子で資料をかき集めてくれた。
その人物を改めて見てビックリ。
「風見くん!?」
まさかの天敵だったなんて…。
「セツナさんだったんですねッ
こんな偶然、やっぱ運命じゃないですか!?」
なんの運命だよ。
「落とした資料
コレで全部だと思います」
あいかわらずの王子スマイルで
まとめた資料を綺麗に揃えて渡してくれた。
「どうも…」
律儀に揃えて返してくれる辺りは
すごくイイコなんだけど…
「そろそろ休憩の時間ですよね?
一緒にお昼食べましょ」
こういうところは
わかってないんだよね。
「だから何度も言ってるけどね?」
言い掛け、ふと彼を見て
ある事に気が付いた。
廊下の角を曲がる寸前で
正面から歩いて来た人物に気が付かず…
「わッ」
「あッ」
正面衝突、一歩手前。
幸い、大事には至らなくて済んだが
驚いた拍子に持っていた資料は落としてしまい散乱。
かろうじてパソコンは落とさず死守したから
始末書は免れた。
「ごめんなさい!
大丈夫ですか!?」
ぶつかりそうになった相手が
慌てた様子で資料をかき集めてくれた。
その人物を改めて見てビックリ。
「風見くん!?」
まさかの天敵だったなんて…。
「セツナさんだったんですねッ
こんな偶然、やっぱ運命じゃないですか!?」
なんの運命だよ。
「落とした資料
コレで全部だと思います」
あいかわらずの王子スマイルで
まとめた資料を綺麗に揃えて渡してくれた。
「どうも…」
律儀に揃えて返してくれる辺りは
すごくイイコなんだけど…
「そろそろ休憩の時間ですよね?
一緒にお昼食べましょ」
こういうところは
わかってないんだよね。
「だから何度も言ってるけどね?」
言い掛け、ふと彼を見て
ある事に気が付いた。