ピュアな君に俺は恋をした
そして葬儀を終えた

葬儀前…瞳ちゃんは洸の棺を見て

「洸さん…起きて下さい
こんな所に入っていないでもう起きて下さい
洸さん…」

ずっと洸を起こしていた

葬儀が終わった後
瞳ちゃんは俺に

「洸さんがいません…
さっきまで寝ていたのにいないです」

「瞳ちゃん!洸は…洸は…
天国に行ったんだよ」

「天国⁇」

「うん…だからいないんだ」

「違います!洸さんいいました
側で笑ってって…洸さんも笑うって言って
ました」

瞳ちゃんを抱きしめた

「洸さんがいません!洸さんがいません
探して下さい」

と泣き出した

そして意識を失った








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