ピュアな君に俺は恋をした
「ここが部屋だ」

それだけ言って部屋から出ようとすると
腕を掴まれた

「待って」

柚と向かい合わせになった

とっさに首に手を回しキスをしてきた

後ろから執事が荷物を持って来ていたのに

執事は

「失礼しました
ここに置いておきます」

荷物を置いて行ってしまった

俺は身体を離し唇を拭いて

「何をするんだ!」

「私…洸さんの事を好きになったの
瞳じゃあ満足出来ないでしょ⁇
あ〜瞳は何も知らないピュアな子だから
洸さんも手は出せないのね」

「お前!
父親に虐待されてたんじゃないのか⁇」

「そうよ!疑ってるの⁇
見せてあげる」

と言って服を上に上げた

白い身体にあざがあった

「悪かった」

柚は服を下ろした

「ねえ瞳を私のメイドにして」

いきなり柚は言い出した
何がメイドだ!

「瞳はメイドじゃない」

「そう…」

「俺は仕事があるから…」

俺は部屋を出た













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