ノクターンⅡ
「お客様が来るまで、パパと公園に行こうか?」
朝食の後の 少しの時間なのに。
智くんは 子供達を外に連れ出してくれる。
私に、準備の時間を与える為に。
そして、子供達を発散させるために。
智くんと子供達が 帰ってきてまもなく 深見さんは、訪れた。
4人で出迎えた私達。
絵里加も壮馬も、きちんとご挨拶ができる。
「まあ。可愛いお子様達で。とってもお利口さんね。」
深見さんも、笑顔になる。