【短】秘密の6分間
「岡本さんはさ、好きな人とかいるの?」
突然、振られた話題に焦って吹き出しそうになる。
「え、え、ええ、い、いないよ?」
とっさにそんなことを言ってみせると彼は小さく笑って、
「ふ、動揺しすぎ」
いや、全くその通り。
自分でも、今のは無理があったと思う。
まあ、実はと言うと、彼に惹かれつつある。
男子と、そんな関わりを持ったことがなかったけど、よく話す彼の笑顔にキュンと胸が高鳴って、これが、恋なのかと自覚した。
そんな彼から、急に恋愛の話がでると、流石に動揺するに決まってる。
人気者の彼の恋愛対象になんて、私はなっていないのだろうけれど・・・・・・。
彼は、明るいし、かっこいいし、きっと、私より可愛い子なんて、周りにわんさかいる。
「え、あ、そうかな?
田中くんは?どうなの?」
突然、振られた話題に焦って吹き出しそうになる。
「え、え、ええ、い、いないよ?」
とっさにそんなことを言ってみせると彼は小さく笑って、
「ふ、動揺しすぎ」
いや、全くその通り。
自分でも、今のは無理があったと思う。
まあ、実はと言うと、彼に惹かれつつある。
男子と、そんな関わりを持ったことがなかったけど、よく話す彼の笑顔にキュンと胸が高鳴って、これが、恋なのかと自覚した。
そんな彼から、急に恋愛の話がでると、流石に動揺するに決まってる。
人気者の彼の恋愛対象になんて、私はなっていないのだろうけれど・・・・・・。
彼は、明るいし、かっこいいし、きっと、私より可愛い子なんて、周りにわんさかいる。
「え、あ、そうかな?
田中くんは?どうなの?」