溺愛王子の不器用恋愛
「それは勝手に話しかけら、、「あーーーもうムカつく。こんな所にいるなっつーの」」
私の言葉を遮り、文句を言ってきた彼にプツンっと我慢の限界が来た。
「どうしてあなたに言われないといけないのですか?人の気も知らないで!助けて頂いたのはありがとうございました。」
では、と言って私は逃げてきた。
ただ絵を描きたかっただけなのに…
私は悲しくなって涙が止まらなかった。
「ちょっっおい!!」
「人の気も知らないのはお前の方だろ…」
そんなことを彼が呟いてるのも知らずに…
もう二度と関わらないだろうと思っていたが、
彼とは同じクラスだった…
それが王子様との出会いだった。