海月達の7回目の春
[2]《君と最後のとき》
「私ずっと心臓病だったの…それで
何回も手術したんだけど
もうむりなんだって
余命半年なの。
だから告っちゃったんだけど
もう付き合えない。
みなとくんが辛くなっちゃうよ…」
僕が告白したらゆらはそういった。
元々ふったのに告るなんて情けないななんて思って告白したら信じられない事実を突きつけられた
「それでもいい。僕らゆらが好き、大好き、ゆら本当にごめんふって。僕は会った時からゆらが好きだった…だか…」
「私もみなと、見た時から好きだった…」僕の声にかぶさって
ゆらの声が病室響く…
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