海月達の7回目の春
[3]《君と6度目の春》
君と出会って6度目の
春がやってきました。
君はどんな大人になるのかな。
僕は君が好きだよ。

海月見に行こうね










話しかけてもあまり返ってこなくなった。
ゆらはただ病室のベットで寝ていることが
多くなった。でも話しかけると笑っていた
余命宣告から4ヶ月たったある日
珍しくゆらが口を開いた

ゆっくり、深呼吸しながら話してきた
「ねぇ、みなと私のこと忘れないでね。」
「当たり前だろ」
「私が死んだ後は看護師さんのいうこときいていっぱい働いてね笑あと海月に私の名前つけて笑」
ゆらはうっすら泣きながら
笑ってそんなことをいった
「なんで?なんで死んだ後のはなしするんだよ………」
「みなと…お願いね」
ゆらは泣きながら笑っていってきた。
「わかった…」
ゆらは静かに頷いて口を閉じた
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