俺様は、達人!!
「じゃあ…ちょっとだけお邪魔します」


オズオズと華の後ろから付いていく上田

リビングに上田を通すと早速 お茶を入れようと…


「上田くん 紅茶?コーヒー?」


「あっじゃあ コーヒーもらうわ…」


はいよっ

返事をして早速 コーヒーメーカーで 沸かす


「上田くん ここのシュークリームめっちゃ 並んだんちゃう? 今 人気やから…」


「まぁ…ちょっと並んだけど… 何がええか わからんだから 全種類選んできた;」


「うぇ!!まさか あの一日限定50固の若大将スペシャルも?!」


「えっ?なんか わからんけど5種類全部やけど…」


うっうっ…


「ええ!!おぃ!何泣いてんねん;」


アタフタしているとお湯が沸いて そのまま お茶を入れるのに席を立つ華…


あまりの事で どうしていいかわからず下を向いてじっと華の言葉を待つ上田…



沈黙の中で


コーヒーの薫りが漂う…



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