約束〜永遠《とわ》の記憶〜
違和感
もう少しで保健室に着くところで担任に呼びとめられた。
担任「あいと!」
「なんすかー?今俺急いでるんすけどー」
担任「わりぃーな。ちょっと来てくれ。」
俺は担任と進路指導室へ行った。
「なんか、用っすかー?」
担任「ぁあ。りゅうのことなんだけど」
「りゅう?」
担任「ぁあ。お前、りゅうと幼馴染みだよな?」
「そうっすけど」
担任「りゅうは親と今住んでないんだよな?」
「はい」
担任「じゃあ、あいつ今一人暮らしか?」
「いや。ばーちゃんと、住んでますけど」
担任「そうか」
「なんすっか?そんな事本人に聞けばいいじゃないっすか」
担任「いやー。訳あってちょっとな」
「じゃあー、俺行きますけど」
担任「ぁあ。待て!後一つだけ」
俺はめんどくさそうに振り向いた。
担任「あいつ大きな病気とかした事あるか?」
俺はドキッとした。
「いや。俺の知ってる限りではないっすけど」
担任「そうか。悪かったな。いっていいぞ。」
俺は担任が言った言葉が引っかかっていった。
どういう意味だ…?
俺はりゅうに真相を聞く為、保健室へ急いだ。