約束〜永遠《とわ》の記憶〜
ー宮内ー
平野さん「宮内先生、次りゅうくんです。」
看護師の平野さんにカルテを渡された。
「りゅう?」
平野さん「はい。今日診察日じゃないですよね?」
「ぁあ。なんかあったんかな?」
俺はりゅうをよんだ。
りゅうはいつも通り診察室に入ってきた。
「今日はどうした?」
りゅう「なあーはるにぃー?俺後どのくらい?」
「ん?」
りゅう「俺、最近発作がおおいんだよね」
発作か…
「大丈夫だよ」
りゅう「どこが?」
「え…?」
りゅう「どこが大丈夫なんだよ。気休めはいらねーんだよ」
「なあーりゅう。どうしたんだよ」
りゅう「別に。もういいや。じゃあ」
りゅうは立ち上がり、そのまま出て行った。