約束〜永遠《とわ》の記憶〜
ーりゅうー
俺はあいとに無理矢理コート内に引っ張られていった。
ーピィーー
試合が始まった。
反射的に俺の身体はボールめがけて走っていった。
あいと「お前が走ってる所久しぶりにみた!」
あいとは嬉しそうに笑っていた
あいと「りゅう!まぢ気持ちいいな!」
「ぁあ!すっげー気持ちいい!」
俺らは久しぶりに笑い合った。
心地いい風が俺の身体を包み込み、俺は久しぶりの感覚に懐かしささえ感じた。
でも、すぐに俺の身体は悲鳴を上げた
ードックン
「ゔぅ…」
呼吸がままならない程大きな発作が襲った。
あいと「りゅう?!?!?!」
「ゔぅ…」
あいと「りゅう!!どうしたんだよ!!!!」
先を走っていたあいとが心配し、戻って来た。
「ゔぅ…なんでもねーよ、、、大丈だから」
俺は起き上がろうとしたが身体に力が入らず、そのまま倒れ、意識を失った。