約束〜永遠《とわ》の記憶〜
ーりゅうー
俺は学校で倒れた日からずっと入院をしている。
思うように回復せず、長引いていた。
そんなある日母さんが家にあいとが来た事を告げられた。
俺は直ぐに手紙を書いた。
でも、それはあいとにではなく、ななに…
退院したらちゃんと話そう。
そう決めた
でも、すぐにその決意が揺らいだ。。。
ーコンコン
「はーい」
はるにぃ「調子はどうだ?」
「まあまあかなー」
はるにぃ「そうか。なありゅう?退院したい?」
「は?退院できんの?」
はるにぃ「りゅうがしたいなら。でも、その前に話がある。」
「なに?」
はるにぃ「りゅう。今までりゅうにはちゃんと話して来なかったけど、おばさんたちと話してりゅうにちゃんと伝える事にした。」
嫌な予感しかしなかった。
はるにぃ「りゅう、、、お前に残された時間は、あと半年だ。」
「は?はるにぃなに言ってんの」
はるにぃ「わりぃ」
俺の頭の中は真っ白だった。
理解出来なかった。
隣で母さんが泣いていた。
「なに俺、死ぬの?」
はるにぃ「ごめん…」
はるにぃは、頭を下げた。
俺はただ頭を下げ続けるはるにぃをみていた。
「そっかー。俺死ぬんだ。はるにぃ、今すぐ退院させて。」
はるにぃ「…早くて明日だ。」
「もう、俺には時間がない。明日まで待てない。俺まだやりたい事沢山あるんだ。」
はるにぃ「…わかった。手続きしてくる。」
そう言いはるにぃは病室をでていった。