約束〜永遠《とわ》の記憶〜
それから1時間後俺は退院した。
そして、ななの家のポストに手紙を入れた。
ー次の日
俺は、決めた。
ギリギリまでなにも話さない
そして、生きてるうちに自分で学校を辞める事を…
俺は机に向かった。
あいと、あやか、ななに手紙を書いた。
俺の精一杯の気持ちを…。
手紙を書き終えた頃にはお昼になっていた。
俺は久しぶりに制服に手を通した。
「母さん、学校行ってくる」
母さん「…うん。いってらっしゃい」
母さんは涙ぐんでいた。
俺は気づかないフリをし、家を出た。
ゆっくり、ゆっくり歩いて学校へ向かった。