約束〜永遠《とわ》の記憶〜
ーりゅうー


ご飯を食べていると、あやかから電話がかかって来た。




「どうした?」

あやか「ななのいきそうな場所教えて!」

「は?」

あやか「ななが居なくなった。今あいとと探してるけど、見つからないの!!!!」

「うそだろ…?」

あやか「ねえ、りゅうお願い、、、思い出して。2人で帰った時どっか寄ったりしてない??」

「公園でちょっと話した位かな?」

あやか「わかった。ありがとう。」



俺はこの時高台に行った事をすっかり忘れていた。



母「どうしたの?」

「ぁあ。ななが、居なくなったみたい、、、」

母「ななちゃんが?」

「ぁあ。今、あやかとあいとが探してるみたい。」

父「いかなくていいのか?」

「…ぁあ」

母「りゅう?いってらしゃい?」

「大丈夫だよ。あいつらが探してるから。。。」

父「このままだと、後悔するぞ?」

「…」

母「りゅう?ななちゃんのこと好きなんでしょ?」

「っは?!?!」

母「やっぱりね〜!!!」

父「りゅう、いってこい!」

「…ごめん。行ってくる」


俺は上着を羽織り、玄関を飛び出した。

そして、俺は思い出した。


「高台…」


俺は急いで高台を目指した。


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