約束〜永遠《とわ》の記憶〜
私は恥ずかしくて素直に言えなかったから、心の中でお礼をいった。
午前中はホームルームで沢山の説明を聞いたり、席替えがあったりと少しバタバタしていた。
やっとお昼になり、4人で食べ始めた。
あやか「ぁあーおなかすいたーー!!」
「食べよ!食べよ!!」
私たちは、お弁当を出して食べ始めた。
みんなで話しながら食べているとりゅうが急に立ち上がった。
あいと「りゅう、どうしたー?」
りゅう「トイレ」
あいと「ついて行ってやろーかー?笑」
りゅう「ついてくんな」
そう言い残し、りゅうは教室を出ていった。
「りゅうくん、どうしたのかな…?」
あいと「んー?なにがー?」
「やっぱり私と食べるのやだったのかな…?」
あいと「そんな事ねーよ!あいついつもぁあだから、気にしなくて大丈だよ!」
あやか「そうそう!なな、気にする事ないよ!りゅういつもあんなんなんだよねー」
私は教室のドアに目を向けた。
ーキーンコーンカーンコーン
あいと「やば!予鈴だ!急いで食わんと!」
そう言い、残りのお弁当をかき込んでたべていた。