あなたの手で

救急車が目の前に来ても、
私は、
この現実を理解することができなかった…。

いや、理解しようとしなかったんだ…。
受け入れられなかった…。

ついさっきまで、

一緒にいて、
一緒に笑いあっていて、
ケンカをしていた…

ねぇ、夢だよね?

誰か夢って言ってよ…。

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