恋味甘い【短編集】
「ねぇ、本当はどこに行こうと思ったの?」
「知らねぇ…」
・・・
「奈々。ごめんな。」
「えっ?」
いきなりで、びっくりした。
「俺が好きなのは、お前だけだから。」
髪をポンポンと撫でる。
でも…
「信じられないよ…。」
「あーもう!」
俊哉は自分の頭をくしゃくしゃにした。
そして、顔を真っ赤にした後、小声で『お前に惚れたんだよ。』と言った
―?
「理由になってないよ」
「あーもうギブ!」
大きな声を出したあと、あたしに教えてくれた。
俊哉があたしを好きになったきっかけが、去年の入学説明会のとき。
あたしのメアドが知りたくて、ちょうどそのとき茜先輩にあったらしい。そして・・・
『あたし、メアド持ってるから教えるよ?』
その一言からはじまって、メアド教えるといい、デートされて、あげくの果てに、付き合っているという、噂まで流されたらしい。
もちろん、茜先輩はあたしの、メアドをもってるはずがなく…。
最初に道路であったときは、イチャイチャしてるのではなく、そのことでケンカをしていたらしい。
「知らねぇ…」
・・・
「奈々。ごめんな。」
「えっ?」
いきなりで、びっくりした。
「俺が好きなのは、お前だけだから。」
髪をポンポンと撫でる。
でも…
「信じられないよ…。」
「あーもう!」
俊哉は自分の頭をくしゃくしゃにした。
そして、顔を真っ赤にした後、小声で『お前に惚れたんだよ。』と言った
―?
「理由になってないよ」
「あーもうギブ!」
大きな声を出したあと、あたしに教えてくれた。
俊哉があたしを好きになったきっかけが、去年の入学説明会のとき。
あたしのメアドが知りたくて、ちょうどそのとき茜先輩にあったらしい。そして・・・
『あたし、メアド持ってるから教えるよ?』
その一言からはじまって、メアド教えるといい、デートされて、あげくの果てに、付き合っているという、噂まで流されたらしい。
もちろん、茜先輩はあたしの、メアドをもってるはずがなく…。
最初に道路であったときは、イチャイチャしてるのではなく、そのことでケンカをしていたらしい。