恋味甘い【短編集】
「ど・どこ行くんですかっ?」


「敬語やめてくんない?」


「…うん」


で、どこ行くの?

「ねぇ…俊哉君…」



「君づけもやめて。」

「あ、うん…」



で、どこ行くの?(^^;)





「着いたっ」

「へっ!?アイスクリーム屋??」



私に、アイスをおごれとっっ!?


わかったよ。渡しますよ…
「「はい。」」


「は?何?」

「えっ?」



あたしが、お金を差し出して、俊哉があたしに、アイスを差し出している。


「何だよ!?いらねーのかよっ?」

「い、いるっ!」



なんだぁ。違うんだ



「ありがと」


「お・おう!だろ!!」

俊哉はにかっと笑う。




―っ


何?心臓のあたりが、モヤモヤする。息苦しい。。

初めて食べたこのアイスのせいかな?

以上に甘いし…


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