からふる。~第16話~
残暑が厳しい9月を越え10月になったというのに異常気象のせいかまだまだ暑い。
そんな中、私は黒羽玲央くんを連れて病院へやってきていた。
沼口さんとは行きたくないと駄々をこねたせいでバス停まで歩くことになり、ふらふらになりながら黒羽くんを支えて歩いた。
バスに乗ってからは全身黒づくめのせいで乗客から不審な目で見られ、赤ちゃんには泣かれてしまう始末。
初めてのバス移動っていうことよりも職質されないかどうかの方が気になって手に汗かいていた。
そんなこんなでやってきた病院もすごく混んでいてうたた寝をしながらただひたすら待った。
診察、検査、診察、薬の処方で半日が終わってしまった。
幸いにも骨折は左手の中指と人差し指だけだった。
痛みは消えていないし、殴られたところは腫れているしで本人は相当辛いようだった。
そんな中、私は黒羽玲央くんを連れて病院へやってきていた。
沼口さんとは行きたくないと駄々をこねたせいでバス停まで歩くことになり、ふらふらになりながら黒羽くんを支えて歩いた。
バスに乗ってからは全身黒づくめのせいで乗客から不審な目で見られ、赤ちゃんには泣かれてしまう始末。
初めてのバス移動っていうことよりも職質されないかどうかの方が気になって手に汗かいていた。
そんなこんなでやってきた病院もすごく混んでいてうたた寝をしながらただひたすら待った。
診察、検査、診察、薬の処方で半日が終わってしまった。
幸いにも骨折は左手の中指と人差し指だけだった。
痛みは消えていないし、殴られたところは腫れているしで本人は相当辛いようだった。