脳内毒舌侍①
口が悪くてサーセンね
﴾凉side﴿
「俺と、付き合わねぇ?」
何だこの状況。
何故「学園の王子様(笑)」が私に交際の申し込みをする?
選びたい放題だろうに。
あ、もしや。
罰ゲームか人違いか?
まあ、どのみち断るけど。
「付き合わねえよ」
おや、断られるとは微塵も思わなかったのか?凄い驚いてる。
これじゃ私が悪いみたいじゃん。さっさと帰ろ…。
「んじゃ」
「ちょ、待って!」
待たないめんどくさいかったるい。
無視するに限る。
ガシッ
わ、腕捕まれるとは…
なんだ、このたまらない苛立ちは…!?
「離せ」
ハンサム(今は「イケメン」だっけか?)なら何をしても許されるとか思ってるな、この男。
顔が良いから驕(おご)ってるのか?
その驕りを叩き割ってやろうか、今ここで、完膚なきまでに。
「俺と付き合ってよ、楽しいよ?」
しつこいうざいおぞましい。
「何を根拠に言ってんだよ」
我ながら口が悪いか?
ていうか漫画に、「~だわ」とか、「~ですわね」みたいなお嬢様口調の女子よく居るけど、そんな口調の女子、現実世界で会ったことねぇ。
「というかアレだろ、『あの地味女おとしたら賞金☆』みてーなやつだろ、どうせ。憶測だけど」
おい、この男顔面蒼白だぞ、マジか。
「あ、いや…」
バレたときの為にセリフ考えてこいよ。
あれか、「絶対OKされる」みたいな自負あったのか?すごい自信家だな そしたら。
「いくら貰うんだ?」
「え?」
「せっかくだから賞金の金額知りてぇな、と思ったんだよ。どんな はした金でこんなダルいことすんのかと思ってよぉ」
考えただけでダルいわ、マジで暇人だな。
「さ、三千円…」
安っ!
「お前、そんな小銭目的かよ?つーか、私の価値はそんな安いのかあ?」
ムカつくからすごんでみる。
顔面蒼白王子様はもうこれ以上無いくらい真っ青。
「不愉快。帰る」
これ以上こいつと同じ時間を共有する意味がない。
「俺と、付き合わねぇ?」
何だこの状況。
何故「学園の王子様(笑)」が私に交際の申し込みをする?
選びたい放題だろうに。
あ、もしや。
罰ゲームか人違いか?
まあ、どのみち断るけど。
「付き合わねえよ」
おや、断られるとは微塵も思わなかったのか?凄い驚いてる。
これじゃ私が悪いみたいじゃん。さっさと帰ろ…。
「んじゃ」
「ちょ、待って!」
待たないめんどくさいかったるい。
無視するに限る。
ガシッ
わ、腕捕まれるとは…
なんだ、このたまらない苛立ちは…!?
「離せ」
ハンサム(今は「イケメン」だっけか?)なら何をしても許されるとか思ってるな、この男。
顔が良いから驕(おご)ってるのか?
その驕りを叩き割ってやろうか、今ここで、完膚なきまでに。
「俺と付き合ってよ、楽しいよ?」
しつこいうざいおぞましい。
「何を根拠に言ってんだよ」
我ながら口が悪いか?
ていうか漫画に、「~だわ」とか、「~ですわね」みたいなお嬢様口調の女子よく居るけど、そんな口調の女子、現実世界で会ったことねぇ。
「というかアレだろ、『あの地味女おとしたら賞金☆』みてーなやつだろ、どうせ。憶測だけど」
おい、この男顔面蒼白だぞ、マジか。
「あ、いや…」
バレたときの為にセリフ考えてこいよ。
あれか、「絶対OKされる」みたいな自負あったのか?すごい自信家だな そしたら。
「いくら貰うんだ?」
「え?」
「せっかくだから賞金の金額知りてぇな、と思ったんだよ。どんな はした金でこんなダルいことすんのかと思ってよぉ」
考えただけでダルいわ、マジで暇人だな。
「さ、三千円…」
安っ!
「お前、そんな小銭目的かよ?つーか、私の価値はそんな安いのかあ?」
ムカつくからすごんでみる。
顔面蒼白王子様はもうこれ以上無いくらい真っ青。
「不愉快。帰る」
これ以上こいつと同じ時間を共有する意味がない。