twilight sinfonia
「ん、電話かかって来てた?」
「そうなんじゃね?」
「……んー、そっか」
瑠南は液晶を見て、むぅっと口を尖らせて、ぽちぽちと画面を打つ。フリック操作。
で、ポイッとスマホを机に置き去りにして、着替えてくる、と部屋を出て行った。
全員まだ練習着で、更衣室が少ないこのスタジオでは順々に着替えなきゃ間に合わない。
食事スピードが誰よりも早い瑠南は大抵1番最初に着替えに行く。
ブブッと、スマホが震える。
机の上に乗った瑠南のスマホ。
チラリと視線をやる。
『今日はよろしくねー!
でね。収録の後、遊びに行かない?』
……わかりやすくナンパしてるらしい。
付き合ってる間は割と静かにしてたくせに、気づいたらまた動き出してる瑠南のストーカー。
そんな連絡も気にせず、着替えて帰ってくる瑠南。
朝、俺が選んだ服。朝と同じ格好に戻って、なんだか朝より色っぽく見える。
……あぁ、ボタンが今朝より1つ多く開いてるからか。
際どくはないけど、ちょっと、嫌かもしれない……。
「そうなんじゃね?」
「……んー、そっか」
瑠南は液晶を見て、むぅっと口を尖らせて、ぽちぽちと画面を打つ。フリック操作。
で、ポイッとスマホを机に置き去りにして、着替えてくる、と部屋を出て行った。
全員まだ練習着で、更衣室が少ないこのスタジオでは順々に着替えなきゃ間に合わない。
食事スピードが誰よりも早い瑠南は大抵1番最初に着替えに行く。
ブブッと、スマホが震える。
机の上に乗った瑠南のスマホ。
チラリと視線をやる。
『今日はよろしくねー!
でね。収録の後、遊びに行かない?』
……わかりやすくナンパしてるらしい。
付き合ってる間は割と静かにしてたくせに、気づいたらまた動き出してる瑠南のストーカー。
そんな連絡も気にせず、着替えて帰ってくる瑠南。
朝、俺が選んだ服。朝と同じ格好に戻って、なんだか朝より色っぽく見える。
……あぁ、ボタンが今朝より1つ多く開いてるからか。
際どくはないけど、ちょっと、嫌かもしれない……。