twilight sinfonia
2時間くらい雑談して何かファンサをしようと考える。
『真夜中にメンバーに電話をかけて、どうでもいいこと話し始めたらどんな反応をするのか』の検証を始める。
深優と快斗は明日仕事だから可哀想。
必然的に、俺と瑠南に。
瑠南にかけた後、瀬那にかけようとしたらまさかのお泊まりdayで、いらない匂わせ。


「……つか、もともと付き合ってたのみんな知ってるしもういいだろ?」
『では質問です。復縁のご予定は?』
「……ノーコメント」
『おー、いい言葉しってんね?』
「うざー。てか、よく配信なんかしてんな?
瑠南と電話して次の動画の話とかになったらどうするつもりだった?」
『え?ミュートする準備万端だったし、一応自主規制音も用意してあったんだよ?』
「用意周到か」


ピーっという音が向こうから聞こえてくる。
俺は自分のスマホを手に取って配信サイトを開く。


「……ほんとにやってんのな」
『嘘つかないでしょ』
「あー……そ、寝るわ」
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