twilight sinfonia
まじでビビるくらいの下ネタ。
琉星の口から縛りたい、なんて言う単語が出ると思ってなかったし、……いや、ほんと、人間見た目じゃわかんねーよ。


兄妹だとは思えないくらいに輝星は純粋だったし。
快斗は快斗で……手ェ出してるし。
本当に、恐ろしい。


そんなこんな、盛り上がって深夜3時。


「……ん、」


ベッドの上から声。
起き上がったのは、小さい方。


「か、いと」


深優。
眠たげに目を擦って、快斗を見つめる。
やけに目つきが悪い。


「どした?」
「うるさい……静かにして」
「……ごめんなさい」


単純に、俺たちがうるさかったらしい。
深優はそのまま快斗に寝かしつけられて、もう一度就寝。
やっぱり、ノーメイクって、中々顔が薄い。
瑠南もそうだけど、やっぱり化けるの上手いよな、女子は。


「深優ってさ、中学の時はメイクしてたの?」
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