twilight sinfonia
《18》
「ふわぁ……」
「眠い?」
「んー……今朝トレーニングしてきた」
「また瀬那と?」
「ん……」
琉星は、レッスンルームに転がる私の頭を撫でる。
午前中のPV撮影の疲れも相まって無性に眠い。
「好きだねぇ、瀬那のこと」
「……うん」
レコーディングルームに視線を移す。
すりガラスから光が漏れてる。
もう、なんか。
待つだけ無駄だって気付いたから。
自分から瀬那に好きって、付き合ってって、言わせに行くしか方法がないんだもん。
「振り付け始めていい?」
「んー。いーよ。私それ見ながらメイクと衣装決めるから」
私の手元には鉛筆と紙、タブレット。あとごつめのデザインブック。参考資料等々。私のお仕事。
たまに深優も手伝ってくれたり、瀬那のイメージに合わせてみたりするけど、基本私が頑張る。
私がやりたくてしてることだから、いいんだよ。
「眠い?」
「んー……今朝トレーニングしてきた」
「また瀬那と?」
「ん……」
琉星は、レッスンルームに転がる私の頭を撫でる。
午前中のPV撮影の疲れも相まって無性に眠い。
「好きだねぇ、瀬那のこと」
「……うん」
レコーディングルームに視線を移す。
すりガラスから光が漏れてる。
もう、なんか。
待つだけ無駄だって気付いたから。
自分から瀬那に好きって、付き合ってって、言わせに行くしか方法がないんだもん。
「振り付け始めていい?」
「んー。いーよ。私それ見ながらメイクと衣装決めるから」
私の手元には鉛筆と紙、タブレット。あとごつめのデザインブック。参考資料等々。私のお仕事。
たまに深優も手伝ってくれたり、瀬那のイメージに合わせてみたりするけど、基本私が頑張る。
私がやりたくてしてることだから、いいんだよ。