twilight sinfonia
《21》
「ふぁ……」
「眠そうだね?」
いつも通りの爽やかさで洗面所に入ってくる琉星。
少し寝癖がついていて、可愛い。
髪色は元の調子に戻っていて、毛先だけの緑色が私の好みに染まっている。
「んー……二徹したからね〜」
「え……」
「イラストMVあと2曲なんだよ?頑張ってるでしょ?」
目が霞んで仕方ないけどね。
嫌いなコーヒーでドーピングして、璃叶との電話もやめて、ここ2日仕事とレッスン以外は部屋に篭りきり。
人の気配がないと寝れないから、ちょうどいい。
「頑張りすぎでしょ?休みなよ」
「今日終わりそうだから。終わったら寝るよ」
「ほんとに大丈夫?明日フェスだよ?」
「うん、気合でどうにかする」
私は耳と透明ピアスの消毒を済ませてつけ直すと、部屋に戻った。
……限界は感じてるけど、やらなきゃ終わらないから。
絵柄も何種類か使って、私の持てる全力を出した。
描いてもらった2曲は既に素晴らしいのが出来上がってて。
「眠そうだね?」
いつも通りの爽やかさで洗面所に入ってくる琉星。
少し寝癖がついていて、可愛い。
髪色は元の調子に戻っていて、毛先だけの緑色が私の好みに染まっている。
「んー……二徹したからね〜」
「え……」
「イラストMVあと2曲なんだよ?頑張ってるでしょ?」
目が霞んで仕方ないけどね。
嫌いなコーヒーでドーピングして、璃叶との電話もやめて、ここ2日仕事とレッスン以外は部屋に篭りきり。
人の気配がないと寝れないから、ちょうどいい。
「頑張りすぎでしょ?休みなよ」
「今日終わりそうだから。終わったら寝るよ」
「ほんとに大丈夫?明日フェスだよ?」
「うん、気合でどうにかする」
私は耳と透明ピアスの消毒を済ませてつけ直すと、部屋に戻った。
……限界は感じてるけど、やらなきゃ終わらないから。
絵柄も何種類か使って、私の持てる全力を出した。
描いてもらった2曲は既に素晴らしいのが出来上がってて。