twilight sinfonia
「……やっぱり、自分の夢を追いかけたいな、と……思いました。
それに伴って、『twilight』をやめたいなって」
張り詰めていた雰囲気にとどめのように告げられた『やめたい』という言葉。
全員、言葉を失っている。
……他人事、みたいだ。
簡単にどん底に突き落とされた気分になる。
事実を受け止められないなりにも、1番最初に口を開いたのは私だった。
「……1人で、活動するってこと?」
びっくりするほど、声が震えていた。
本当に、自分の声か疑うほど。
「そういう、ことになるね」
「……一緒に、曲作ろうって、話したのに?」
琉星の隣に座る私は、琉星を見ることなく、言葉をつなげた。
どうしても、抑えた涙は止まらなかった。
「……ごめんね」
「いつ?」
次に口を開いたのは瀬那だった。
「夏休み明けるくらいに。
社長と、なすちゃんと相談して決めた。
みんなに話そうと思ってたんだけど、やっぱり勇気でなくて。
それでも、そろそろ言わなきゃ限界だなって」
それに伴って、『twilight』をやめたいなって」
張り詰めていた雰囲気にとどめのように告げられた『やめたい』という言葉。
全員、言葉を失っている。
……他人事、みたいだ。
簡単にどん底に突き落とされた気分になる。
事実を受け止められないなりにも、1番最初に口を開いたのは私だった。
「……1人で、活動するってこと?」
びっくりするほど、声が震えていた。
本当に、自分の声か疑うほど。
「そういう、ことになるね」
「……一緒に、曲作ろうって、話したのに?」
琉星の隣に座る私は、琉星を見ることなく、言葉をつなげた。
どうしても、抑えた涙は止まらなかった。
「……ごめんね」
「いつ?」
次に口を開いたのは瀬那だった。
「夏休み明けるくらいに。
社長と、なすちゃんと相談して決めた。
みんなに話そうと思ってたんだけど、やっぱり勇気でなくて。
それでも、そろそろ言わなきゃ限界だなって」