twilight sinfonia
もし良ければなんですけどー……

投げ銭……」
「めちゃストレートだな」


よし、私のセリフ終わり。
ちなみにカメラのすぐ横に流れが書いた紙が貼ってあるから、みんなカンニングし放題。


「えー。とりあえずね。
今日の流れを、確認しちゃいますか?」
「一応ね一応、もうみんな知ってるだろうけど」


私は率先してフェードアウト、パソコンをいじる。
日程を書いた画面を配信につける。


2時間のオープニング雑談。
今から24時間配信する人の配信じゃないレベルのテンションで進む。





「ではでは、早速最初のコーナーに行きましょうか」


私と深優は一度配信を止める2分くらい前に部屋を出て、楽器の詰まった部屋に移動する。
一応キーボードとギターは準備してあったんだけど。


「るなち、声出る?」
「高音はもしかしたら出ないかも」
「おっけおっけ、できるだけ喉に優しい曲拾おう」
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