twilight sinfonia
納期が今日で、いつもだったら瑠南とか深優とか快斗の音源は俺がオクターブ下とかで歌って加工で強制的に1オクあげてたのを編集苦手な俺のために代わりに歌ってくれた瑠南。


結局編集も手伝ってくれたし、俺は一体何してるんだって感じ。
あれだけ詰みに詰んでた深優の曲の方が先にできるという効率の良さ。……もしくは俺の効率の悪さ。


「ふわぁ……」
「ごめん」
「んー、いいよいいよ、授業じゃないし」


授業だったら絶対寝てたけど、とクラステントに向かってフラフラ歩く瑠南。
今日は授業ないから、と度の入っていないピンクブラウンのカラコンをつけていて、まじで周りが見えていない瑠南。


通常目が悪すぎる。裸眼両眼0.2。
明らかに危ないとは思うんだけど、ファンのイメージを壊さず、且つ度入りのカラコンを注文中という絶望的事態。


「やばいやばいやばい、トワラ全員いるよ?」
「ほんとだほんとだ、今日いるとか強すぎでしょ、うちら強運じゃない?」
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