僕の1番大切な人【リニューアル版】
え!?


ユウ...?


『何、言ってるんだよ…』


いきなりで、驚いた。


『俺は、凌馬とは親友だと思ってる。なのに、何で話してくれないんだ?俺は、凌馬が話してくれるのを待ってた。お前から話して欲しかったからさ』


『ユウ...』


言葉が、なかった。


『凌馬が悩んでるの、ずっとわかってた…最近、お前の落ち込んだ顔見てるのがつらくてさ』


姉さんのことは、誰にも言えないって思ってた。


でも...


ユウには言わないとダメかな…


僕にとっては、ユウは、ただ1人の大事な親友なんだしな。


『ごめん、心配かけてしまってたんだな』


『...ほら、可愛い子紹介したら、その人のこと忘れられるんじゃないかなってさ...余計なお世話だったみたいだけど』


それで、いろいろ誘ってくれてたんだな…


有難い…


『...悪い。本当に』
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