完璧王子の裏の顔。






「ん……銀河に起こされた…」





『お前ねぼすけだからな、可愛い彼女の為に朝から電話して起こしてんだ。褒めてくれ』





私は早起きが苦手だから学校が始まったらモーニングコールしてと銀河にお願いした。





「うん…ありがと銀河。大好き」





『ちょ、お前ずるいぞ…今のは反則』





「え〜?だってほんとだもん…」





布団から出てスマホを片手に今日の授業の準備をする。





『今度会った時覚悟してろよ。お前の事可愛がってやる』





可愛がってやる…!やった、銀河に構ってもらえるんだ!
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