完璧王子の裏の顔。
〜short story〜
short story〜特別な春休み〜
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今日で高校1年の終わりを告げる終了式を終えて、明日から春休み。
学校が早く終わってちょうどいい暖かさの帰り道を 銀河と並んで帰っていた私は小町と別れる前に言われたことを頭の中でひたすらリピートしていた。
『いい!?愛深、今日の内に篠原くんの春休みの予定聞いときなさいよ?』
「え、なんで?」
意味がわからなくて思わず聞き返すと「何言ってんのあんたはーーー!!!!」とうるさいおかんのように怒鳴られた。
『今のうちに篠原くんに予定聞いとかないと!!明日から春休みだよ!?
春休み会えなくてもいいの?』