完璧王子の裏の顔。
「はい。おまたせ!こちらがご注文の品です」
そう言って私達ににっこりスマイルを見せて頼んだ物を運んで来てくれたのは小町の彼氏の結弦先輩だった。
「わっ、ありがとうございます!結弦先輩」
「ん〜、いいよ〜」とゆる〜く答えた結弦先輩。
私にお返事してくれたのに結弦先輩の視線は小町に向かっている。
ほんと、二人はラブラブで私達女の子からしたらまさに理想のカップルだよね。
まぁ私は恋とかしたことないからわかんないんだけどね。
「ゆづくん、バイト何時ぐらいに終わる?」
「もう上がるからもう少し待ってて」