エリート御曹司が花嫁にご指名です
静かにキングサイズのベッドの上に私を横たえられた。直後、優成さんの唇が首筋に押し当てられた。
「あ……」
首筋に舌が這わされただけなのに、電気が走ったような感覚で思わず声が漏れてしまう。
「あれから一週間も経っていない。痛みはある?」
私は首をプルプルと左右に振った。
「よかった」
優成さんはふっと笑みを漏らし、私の唇を貪るようにキスをしていく。
「んっ……ふぁ……」
息継ぎができないほどの熱い口づけに、早くも私の身体はとろけていった。
甘い時間が過ぎ去ったのは日没前。
夕食前の着替えをするために入ったバスルームでも優成さんに独占されてしまい、夕暮れの美しい景色を観る余裕がなかった。
優成さんを愛している私は、今だけは幸せな気分になっていた。
今だけは……東京へ帰れば、いつもの日常に戻り、リラックスした彼と過ごすのはまだ先になるだろう。
キャメル色のティアードワンピースに着替えて、先にプールサイドに出ていた優成さんの後を追う。
プールサイドでは、テーブルの上に夕食が用意されていた。優成さんと、専属のバトラーの四十代くらいに見える男性が立ち話をしている。
「あ……」
首筋に舌が這わされただけなのに、電気が走ったような感覚で思わず声が漏れてしまう。
「あれから一週間も経っていない。痛みはある?」
私は首をプルプルと左右に振った。
「よかった」
優成さんはふっと笑みを漏らし、私の唇を貪るようにキスをしていく。
「んっ……ふぁ……」
息継ぎができないほどの熱い口づけに、早くも私の身体はとろけていった。
甘い時間が過ぎ去ったのは日没前。
夕食前の着替えをするために入ったバスルームでも優成さんに独占されてしまい、夕暮れの美しい景色を観る余裕がなかった。
優成さんを愛している私は、今だけは幸せな気分になっていた。
今だけは……東京へ帰れば、いつもの日常に戻り、リラックスした彼と過ごすのはまだ先になるだろう。
キャメル色のティアードワンピースに着替えて、先にプールサイドに出ていた優成さんの後を追う。
プールサイドでは、テーブルの上に夕食が用意されていた。優成さんと、専属のバトラーの四十代くらいに見える男性が立ち話をしている。