私とあなたの ラブシークレット ~番外編~
目が覚めたのは、翔哉の車の中で
「んー?」
「起きたか」
しょーや・・・?
「寝ぼけてんのか?」
「どこに向かっているの」
「京介の所。伊蕗さんもいるっていうから」
ビクッ
「大丈夫だ。でも、謝っておけよ?
あの2人だって、大分心配してたからな」
そんなこと・・・
「特に、京介は」
「そんなこと」
ないって言おうとしたときに、京にぃの家の前についてしまった
たった1年なのに
随分と来てないようなそんな気がしてしまった
家の外にいたのは
お兄ちゃん2人で
「大丈夫だ」
何が、大丈夫なの?
車のドアを開けた伊蕗にぃ
「愛実。話がある」
「・・・っ」
伊蕗にぃと京にぃと来たのは
京にぃの家にある来客専用の応接室