私とあなたの ラブシークレット ~番外編~
「はぁ・・・」
「副社長代理。どうかなさいましたか?」
「あぁ。いや、なんでもない」
「そうですか。あまり無理をなさらず」
そう言ってくれる俺の秘書は有能だ。
「なぁ。明日の仕事は、急なものが入ってるか?」
「いえ。今のところは特に」
そうか
「なら、明日は家でテレワークで仕事をできるようにしてくれるか」
「はい。畏まりました」
今の時代は、テレワークが出来る時代で助かる。
「来年の新入社員の入社予定は」
「そこそこだと思いますが。
三ツ谷さんの所には、負けていますね」
三ツ谷か・・・
京介の所も、伊蕗さんの所も
思っている以上に社員が入ってきている。
ここも、そこそこだと思っていたが
「そうか。京介や伊蕗さんと競っても仕方がないからな」
「はい。女性よりも男性社員が多いのも
この会社は多くみられています」
男性社員か・・・
「そうか。」