私とあなたの ラブシークレット ~番外編~
~翌日~
「愛実ちゃん。愛実ちゃん」
んぅ~?
あれ?ここ、寮の天井じゃない・・・
「あっ」
ガバッと起き上がって目の前にいたのは、
伊蕗にぃ・・・ではなくお嫁さんのみのりさんだ
「起きた?おはよう」
「お、おはようございます」
「良く寝てたわね。なかなか起きてこないから心配したのよ?」
中々起きなかった?
あたしが?
「伊蕗が、今日は休ませるって。
お昼ご飯、食べたいものはある?」
「お昼なんですか?」
「えぇ」
そんなに寝てたんだ・・・
「いいんじゃない?たまにはそういう日があっても。
泣きつかれちゃったんですもの」
「でも・・・」
「愛実ちゃんの悪い癖ね」
あたしの悪い癖・・・?