私とあなたの  ラブシークレット    ~番外編~

~翌日~


「愛実ちゃん。愛実ちゃん」

んぅ~?

あれ?ここ、寮の天井じゃない・・・

「あっ」
ガバッと起き上がって目の前にいたのは、
伊蕗にぃ・・・ではなくお嫁さんのみのりさんだ

「起きた?おはよう」

「お、おはようございます」

「良く寝てたわね。なかなか起きてこないから心配したのよ?」

中々起きなかった?
あたしが?

「伊蕗が、今日は休ませるって。
お昼ご飯、食べたいものはある?」

「お昼なんですか?」

「えぇ」

そんなに寝てたんだ・・・

「いいんじゃない?たまにはそういう日があっても。
泣きつかれちゃったんですもの」

「でも・・・」

「愛実ちゃんの悪い癖ね」

あたしの悪い癖・・・?
< 53 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop