口語自由詩
賢い生き方の定義
“周囲に合わせて生きるのが
最も賢い生き方”
そんな考えに反吐が出る
なぜ人々は
薄っぺらい作り物の笑顔を顔に張り付けて
自分を他人に合わせようとするのか
そんなことを繰り返したら
自分を見失ってしまう
それとも自ら
自分の個性をねじ曲げる行為を
美徳だと思っているのか
傷つくことを怖れたら
Game Over
自分の意見は言わないでいるのに
心の中では顔をしかめている
他人に自ら合わせて生きているお前は
自由気ままに生きている私を見ると
だらしなく不満を垂れ流す
いい加減気がつかなければ
全てを肯定してくれる者が
この世界に存在するはずが無い
と、いうことに
いい加減 認めるべきだ
他人に必死になって合わせて生きる
と、いうことに
嫌気がさしていることを
“生き方”に賢いなんてないのだから