~fault~私だけが・・・
第3章
幼馴染の恋
オレは今だ帰ってこない渉を窓を見ながら待っていた。
待っていた・・・?のか?
するとそこへ一台の車が見え家から少し離れたところで止まった。
カーテン越しにそこから目が離せず新が部屋に来た事さえ気付かない程、呆然とその光景を見つめていた。
「渉じゃん」その言葉に一瞬ドキっとして振り返る。
「新っ!イキナリなんだよ!声くらいかけろよマジ驚く」
「だってオマエ何度呼んでも返事しないから、勝手に入った。」
オレの方を見ず一緒に窓の外を覗き込みながらそう言った新。
「何真剣に見てるのかと思ったらまさかの男に送られてきた渉じゃん(笑)」
「ああ」
「オマエ知ってたの?あれ。」
「まぁ」
「誰?アイツ?」と、少し苛立っている新に少し驚く。
「新?」
「ナンダヨ!」
「やっ、何怒ってんだよ」
「はぁ?別に怒っちゃいねーよ。イイから知ってんなら教えろ」
名前とかオレが知りえる情報を伝えると「笠間優斗って高校の?」って言いながら気付いたようだ。
次の瞬間、オレ達は咄嗟にカーテンを閉める!
「匠?」
「ん?」
「オレさなんだろ・・・今ムショーに腹が立つって言うか、スゴク複雑なキブンなんだけど、これってナンダ?」
向かい合い床に座り込んだオレ達。
確かにな。初めてあの二人を見た時オレもそんな感じだった。
「へー。」
「なんだよ」
「イヤ、女に慣れてる匠でもかって思っただけ(笑)」
「うっせーよ」
「女、なんだよなアイツ」
ポツリ呟く新に何も言えなくて、オレ達はそれっきりしゃべらなかった。
待っていた・・・?のか?
するとそこへ一台の車が見え家から少し離れたところで止まった。
カーテン越しにそこから目が離せず新が部屋に来た事さえ気付かない程、呆然とその光景を見つめていた。
「渉じゃん」その言葉に一瞬ドキっとして振り返る。
「新っ!イキナリなんだよ!声くらいかけろよマジ驚く」
「だってオマエ何度呼んでも返事しないから、勝手に入った。」
オレの方を見ず一緒に窓の外を覗き込みながらそう言った新。
「何真剣に見てるのかと思ったらまさかの男に送られてきた渉じゃん(笑)」
「ああ」
「オマエ知ってたの?あれ。」
「まぁ」
「誰?アイツ?」と、少し苛立っている新に少し驚く。
「新?」
「ナンダヨ!」
「やっ、何怒ってんだよ」
「はぁ?別に怒っちゃいねーよ。イイから知ってんなら教えろ」
名前とかオレが知りえる情報を伝えると「笠間優斗って高校の?」って言いながら気付いたようだ。
次の瞬間、オレ達は咄嗟にカーテンを閉める!
「匠?」
「ん?」
「オレさなんだろ・・・今ムショーに腹が立つって言うか、スゴク複雑なキブンなんだけど、これってナンダ?」
向かい合い床に座り込んだオレ達。
確かにな。初めてあの二人を見た時オレもそんな感じだった。
「へー。」
「なんだよ」
「イヤ、女に慣れてる匠でもかって思っただけ(笑)」
「うっせーよ」
「女、なんだよなアイツ」
ポツリ呟く新に何も言えなくて、オレ達はそれっきりしゃべらなかった。