~fault~私だけが・・・
今すぐにでも抱きしめたい。
でもさっき手を引っ込めた渉の事を考えるとそれは出来なかった。
泣きながら何度も助けてと繰り返す渉を抱きしめてやる事が出来ず彷徨う手。
抱きしめた瞬間、拒絶されそうで怖かった。
それでも尚、渉はオレに抱きつき泣きながら
『私、わたし、あんな奴に、、こんな私じゃもうダメ、だめだよねこんな私。助けて匠、、、』
そんなことを言う渉にハッとして思いきって渉の背中に手をまわしてみると
途端に渉の体がビクッとし、オレの手は力なく渉から離れようとしていた。
その時渉が顔を上げオレを見る。
オレはその顔を見て離れかけた手にもう一度力を入れ今度は思いっきり抱きしめ
強く引き寄せると渉も体をそっと預けてきた。
渉を抱きしめながら憎しみが体全体に沸きあがって
渉の気持ちを考え我慢していたけど限界のオレの心には1つの決心が生まれていた。
ぜってぇーに許さねー!!!
でもさっき手を引っ込めた渉の事を考えるとそれは出来なかった。
泣きながら何度も助けてと繰り返す渉を抱きしめてやる事が出来ず彷徨う手。
抱きしめた瞬間、拒絶されそうで怖かった。
それでも尚、渉はオレに抱きつき泣きながら
『私、わたし、あんな奴に、、こんな私じゃもうダメ、だめだよねこんな私。助けて匠、、、』
そんなことを言う渉にハッとして思いきって渉の背中に手をまわしてみると
途端に渉の体がビクッとし、オレの手は力なく渉から離れようとしていた。
その時渉が顔を上げオレを見る。
オレはその顔を見て離れかけた手にもう一度力を入れ今度は思いっきり抱きしめ
強く引き寄せると渉も体をそっと預けてきた。
渉を抱きしめながら憎しみが体全体に沸きあがって
渉の気持ちを考え我慢していたけど限界のオレの心には1つの決心が生まれていた。
ぜってぇーに許さねー!!!