~fault~私だけが・・・
~匠side~
オレは樹に言いながら自分にも言い聞かせていた。
実はオレも最近の渉の態度が気になっていたのは確かで、
でも樹とは違う意味で…って話し。
そしたら 「私ちょっと寄ってく所あるからっ。じゃあ~ね。」って。
ほら、また始まった。最近よくある渉のこの別行動・・・
みんなもオレも気にならないわけがない。
ふらふら~と手を振って歩き出した渉の後ろ姿を何も言わず見ていたオレ達。
言えなかったって言う方が正しかったのかもしれない。
「僕たちも帰ろ」そう言って歩き出した央の後に
「そ、だな」って新が動き出す。
横を見ると何とも言えない表情をして、もうすぐ見えなくなる渉の後ろ姿を追っていた樹
「行くぞ」って樹の肩に少し強く手を回し歩き出すとぎこちなく着いてきた。
少し前を歩く央と新が今晩の夕飯の話をしている声に小さい声で反応する樹・・・(笑)
「ハンバーク食べたいな」って。
子供かよってみんなで笑って、辿り着いた家の前で樹のおばさんが
「今夜はハンバークよ」って言うからまた笑って
でもきっとみんなハンバーグが食べたくなったに違いない。
「じゃあな~~」
「ん、明日」
「ハンバーグいっぱい食えよ樹」
「うっさいよ匠!」
「ただいま~今日なに?」
「おかえり。今日はね~エビフライ」
「なんだよハンバークじゃねーのかぁ~~(笑)」
明日そうするねって笑った母さん。
「ちょっと出てくる。今日夜授業あるんだよね?」
「中学生ね。食べてから手伝ってくれるって?」
「うん、それに間に合うように帰ってくる」
って家を出た。
オレは樹に言いながら自分にも言い聞かせていた。
実はオレも最近の渉の態度が気になっていたのは確かで、
でも樹とは違う意味で…って話し。
そしたら 「私ちょっと寄ってく所あるからっ。じゃあ~ね。」って。
ほら、また始まった。最近よくある渉のこの別行動・・・
みんなもオレも気にならないわけがない。
ふらふら~と手を振って歩き出した渉の後ろ姿を何も言わず見ていたオレ達。
言えなかったって言う方が正しかったのかもしれない。
「僕たちも帰ろ」そう言って歩き出した央の後に
「そ、だな」って新が動き出す。
横を見ると何とも言えない表情をして、もうすぐ見えなくなる渉の後ろ姿を追っていた樹
「行くぞ」って樹の肩に少し強く手を回し歩き出すとぎこちなく着いてきた。
少し前を歩く央と新が今晩の夕飯の話をしている声に小さい声で反応する樹・・・(笑)
「ハンバーク食べたいな」って。
子供かよってみんなで笑って、辿り着いた家の前で樹のおばさんが
「今夜はハンバークよ」って言うからまた笑って
でもきっとみんなハンバーグが食べたくなったに違いない。
「じゃあな~~」
「ん、明日」
「ハンバーグいっぱい食えよ樹」
「うっさいよ匠!」
「ただいま~今日なに?」
「おかえり。今日はね~エビフライ」
「なんだよハンバークじゃねーのかぁ~~(笑)」
明日そうするねって笑った母さん。
「ちょっと出てくる。今日夜授業あるんだよね?」
「中学生ね。食べてから手伝ってくれるって?」
「うん、それに間に合うように帰ってくる」
って家を出た。