~fault~私だけが・・・
ひと駅前で降りて久しぶりに街を歩いてみる。
隣り町とは言え商店街には顔見知りも多くて何度も声を掛けてもらう。
そんな中感じたのはそう遠くはない将来の事で、あと1ヶ月もすると大学3年になる。
前々から考えているのは留学でバイトもそのためにやっていて色々目途が立ってきたので真剣に考え時なのは感じていた。
それに自分のメンタル面も考えると今なのかもしれない。
もう辿り着くことがない想いに自分の中で色々なことが成立しなくなってきている。
ハッキリッてしまえばオレの中で幼馴染としての関係が立ち行かなくなってきているんだと思う。
うん・・・きっとそう。
考え事をしながら歩いていたらあっという間に家の前。
お兄ちゃんなにしてんの?って門の前でボーっとするオレを不思議そうに見上げながら
「今日の夕飯ハンバーグだよ。ミキオんちもだって(笑)」って笑う妹の野乃花。ん、かわいい(笑)
確かに笑える。だって己樹央は樹の弟で、ハンバーグってな(笑)
アイツんちはどんだけハンバーグ好きなんだよ・・・(笑)
夕食が終わってシャワーをして部屋に戻るとすぐ下の妹のノアがいて
「なんだよ乃蒼どうした?」
「野乃花が英語のテープ流して発音やってるから煩いの(笑)ちょっと机かして」
「そーなんだ」
それからオレはスマホを見ながら勉強をしている乃蒼の質問に答えていた。
「ね?お兄ちゃん」
「ん~どこ?」
乃蒼の手元を見るけど問題が全て解けていて不思議に思っていると
「あのさ?お兄ちゃんって渉ちゃんのこと好きなんじゃないの?」
「はぁぁ?????なに急に?」
隣り町とは言え商店街には顔見知りも多くて何度も声を掛けてもらう。
そんな中感じたのはそう遠くはない将来の事で、あと1ヶ月もすると大学3年になる。
前々から考えているのは留学でバイトもそのためにやっていて色々目途が立ってきたので真剣に考え時なのは感じていた。
それに自分のメンタル面も考えると今なのかもしれない。
もう辿り着くことがない想いに自分の中で色々なことが成立しなくなってきている。
ハッキリッてしまえばオレの中で幼馴染としての関係が立ち行かなくなってきているんだと思う。
うん・・・きっとそう。
考え事をしながら歩いていたらあっという間に家の前。
お兄ちゃんなにしてんの?って門の前でボーっとするオレを不思議そうに見上げながら
「今日の夕飯ハンバーグだよ。ミキオんちもだって(笑)」って笑う妹の野乃花。ん、かわいい(笑)
確かに笑える。だって己樹央は樹の弟で、ハンバーグってな(笑)
アイツんちはどんだけハンバーグ好きなんだよ・・・(笑)
夕食が終わってシャワーをして部屋に戻るとすぐ下の妹のノアがいて
「なんだよ乃蒼どうした?」
「野乃花が英語のテープ流して発音やってるから煩いの(笑)ちょっと机かして」
「そーなんだ」
それからオレはスマホを見ながら勉強をしている乃蒼の質問に答えていた。
「ね?お兄ちゃん」
「ん~どこ?」
乃蒼の手元を見るけど問題が全て解けていて不思議に思っていると
「あのさ?お兄ちゃんって渉ちゃんのこと好きなんじゃないの?」
「はぁぁ?????なに急に?」