~fault~私だけが・・・
じゃーね、なんて来たけど本当は、寄って行く所なんてない。
いつの頃からだろう?
当たり前に一緒に学校へ行き
当たり前のように一緒に帰ってくる。
小学校の時はその時間も楽しくて仕方がなかった。
でも、うん・・・
中学くらいからなのかな、当たり前のその事に疑問を感じる様になって
だって他の子は友達とワイワイしながら楽しそうに話しながら帰っていく。
その途中からこっそりカップルになって帰る子達もいて本当に楽しそうで羨ましかった。
『なんだよ?オマエだってオレ達と帰ってるじゃん?』
『そーそーイケメン4人に囲まれてな(笑)』
『イヤなの?』
『渉?行くよ』
いつもの感じ・・・
なんで?どうして?当然な訳?当たり前なの?
5人で居る事が、うっとおしくてたまらなかった。
一緒に居る事が当たり前になっている自分達と、
そう周りから見られている事が嫌でたまらなかった。
父親達の関係、それが家族や私達を巻き込んでいる気がして許せなかった。
そんな怒りを1人ユーフォーキャッチャーにぶつけていると
後から聞こえた聞きなれすぎた声にドキっとする。
「代われよ。」
「・・・・・」
匠だった。
それっきり何も言わずに動けなくなった私の代わりに機械を操作する。
「ほれ」そう言ってぬいぐるみを私の手の中に押し込める。
「ぁ…りがとう…」
「じゃねーよ!ここが寄る所かよ。もっとマシなウソつけよなアホが!」
匠が口が悪いのはいつもの事で
いつもは何でもない匠の憎まれ口も今の私にとっては十分な材料で
すぐさま戦闘体制に入る事が出来た。
「ほっといてよ!なんでそんなことイチイチ匠に言われなきゃならないのよ!ほんとウルサイ!!」
今貰ったばかりのぬいぐるみを投げ返した。
いつの頃からだろう?
当たり前に一緒に学校へ行き
当たり前のように一緒に帰ってくる。
小学校の時はその時間も楽しくて仕方がなかった。
でも、うん・・・
中学くらいからなのかな、当たり前のその事に疑問を感じる様になって
だって他の子は友達とワイワイしながら楽しそうに話しながら帰っていく。
その途中からこっそりカップルになって帰る子達もいて本当に楽しそうで羨ましかった。
『なんだよ?オマエだってオレ達と帰ってるじゃん?』
『そーそーイケメン4人に囲まれてな(笑)』
『イヤなの?』
『渉?行くよ』
いつもの感じ・・・
なんで?どうして?当然な訳?当たり前なの?
5人で居る事が、うっとおしくてたまらなかった。
一緒に居る事が当たり前になっている自分達と、
そう周りから見られている事が嫌でたまらなかった。
父親達の関係、それが家族や私達を巻き込んでいる気がして許せなかった。
そんな怒りを1人ユーフォーキャッチャーにぶつけていると
後から聞こえた聞きなれすぎた声にドキっとする。
「代われよ。」
「・・・・・」
匠だった。
それっきり何も言わずに動けなくなった私の代わりに機械を操作する。
「ほれ」そう言ってぬいぐるみを私の手の中に押し込める。
「ぁ…りがとう…」
「じゃねーよ!ここが寄る所かよ。もっとマシなウソつけよなアホが!」
匠が口が悪いのはいつもの事で
いつもは何でもない匠の憎まれ口も今の私にとっては十分な材料で
すぐさま戦闘体制に入る事が出来た。
「ほっといてよ!なんでそんなことイチイチ匠に言われなきゃならないのよ!ほんとウルサイ!!」
今貰ったばかりのぬいぐるみを投げ返した。