~fault~私だけが・・・
~渉side~
そう言いながら私を強く抱きしめた匠は、泣いているようだった。
そんな匠に私は自然と手をまわすと
「手なんか回してんじゃねーよ!何なんだよ。バカにしてんのかよ!」
すごい剣幕で私から離れ部屋の電気を消した。
「帰れよ!!」
「いやよ!!」
「帰れって言ってんだよ」
「ヤダ!帰らない!こんなんで帰れるわけナイでしょ」
「・・・・・」
「匠?」
「頼むよ。帰ってくれよ。オレ、おかしくなりそうなんだよ。オマエと居ると・・
オマエがアイツと居るって、考えただけでおかしくなりそうなんだよ!
オマエの事、傷つけそうで怖いんだよ。だから、頼むから帰ってくれ!」
「構わない。イイよ。それでも・・」
そう言った私を匠は怖い顔でにらみつけキスをして押し倒した。
「何で、そんな顔で見てんだよ。怖くナイのかよ・・チクショー!
なんで、抵抗しないんだよ!」
怖くないし、それにもう平気って言ったら本当に怖い顔をしてまた怒鳴った匠。
「匠・・・ほんと平気だよ。匠がそうしたいなら
「ふざけんなよ!オレがそうしたければ?オマエ自分が何、言ってるか分かってンのか?」
「だって・・・・」
「だってじゃねー。オレは、あの日・・・オレはオマエの事が本気で・・あーもうイイよ」
「私も好きだよ。」
「はぁ?いい加減にしろよ。よくそんな事、平気で言えるよな。ワケわかんねーよ。」
「ちがうの匠!」
「何が違うんだよ!どうしてそんな態度とれんだよ!何がもう平気だよ。
オレは全然平気じゃないんだよ!オマエの事が心配で心配で・・なのに・・
「匠・・・
「そうか。わかったよ。」
「なにがよ」
匠は大きく息を吸うと「そうだな。アイツと付き合ってアイツに抱かれてあの日の事から開放されたんだよな。乗り越えられたんだよな。」って・・・
「良かったんだよな。オレもそれを望んでたはずなのに、おかしいよな。
イイんだよな、これで・・・悪かった、渉・・・オレどうかしてた。」
そのまま匠は、出ていったしまった。
私は、今、匠から言われた言葉にショックが大きすぎて動けなかった。
ちがうよ。匠・・・・
優斗じゃなくて匠だから・・・・・
匠だから・・・・・・
・
そう言いながら私を強く抱きしめた匠は、泣いているようだった。
そんな匠に私は自然と手をまわすと
「手なんか回してんじゃねーよ!何なんだよ。バカにしてんのかよ!」
すごい剣幕で私から離れ部屋の電気を消した。
「帰れよ!!」
「いやよ!!」
「帰れって言ってんだよ」
「ヤダ!帰らない!こんなんで帰れるわけナイでしょ」
「・・・・・」
「匠?」
「頼むよ。帰ってくれよ。オレ、おかしくなりそうなんだよ。オマエと居ると・・
オマエがアイツと居るって、考えただけでおかしくなりそうなんだよ!
オマエの事、傷つけそうで怖いんだよ。だから、頼むから帰ってくれ!」
「構わない。イイよ。それでも・・」
そう言った私を匠は怖い顔でにらみつけキスをして押し倒した。
「何で、そんな顔で見てんだよ。怖くナイのかよ・・チクショー!
なんで、抵抗しないんだよ!」
怖くないし、それにもう平気って言ったら本当に怖い顔をしてまた怒鳴った匠。
「匠・・・ほんと平気だよ。匠がそうしたいなら
「ふざけんなよ!オレがそうしたければ?オマエ自分が何、言ってるか分かってンのか?」
「だって・・・・」
「だってじゃねー。オレは、あの日・・・オレはオマエの事が本気で・・あーもうイイよ」
「私も好きだよ。」
「はぁ?いい加減にしろよ。よくそんな事、平気で言えるよな。ワケわかんねーよ。」
「ちがうの匠!」
「何が違うんだよ!どうしてそんな態度とれんだよ!何がもう平気だよ。
オレは全然平気じゃないんだよ!オマエの事が心配で心配で・・なのに・・
「匠・・・
「そうか。わかったよ。」
「なにがよ」
匠は大きく息を吸うと「そうだな。アイツと付き合ってアイツに抱かれてあの日の事から開放されたんだよな。乗り越えられたんだよな。」って・・・
「良かったんだよな。オレもそれを望んでたはずなのに、おかしいよな。
イイんだよな、これで・・・悪かった、渉・・・オレどうかしてた。」
そのまま匠は、出ていったしまった。
私は、今、匠から言われた言葉にショックが大きすぎて動けなかった。
ちがうよ。匠・・・・
優斗じゃなくて匠だから・・・・・
匠だから・・・・・・
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